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酸性?中性?アルカリ性????

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こんにちは、藤本です。
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今回のテーマは「酸性?中性?アルカリ性?・・・」ですね。

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皆さんの髪に対する認識として、水で濡らしても何ら影響がないと思っている人が多いみたいですね。
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髪に与える影響はゼロではありません、水道に含まれるナトリウム、塩素、マグネシウム、カルシウム、銅、鉄分が髪に付着する事により、髪の感触が悪くなるという事実があります。
ちなみにこれはミネラルなどが多く含まれるヨーロッパなどの水(硬水)でも見られる現象です。
しかし「水の中の金属成分」が髪に直接的なダメージを与えるというものは学会でも発表や論文はないんです。
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PH(ペーハー)というのは分かりますか?
1〜14(酸性〜アルカリ性)までの数字で表されており、小学生の頃にリトマス紙とかで実験をしたんじゃないでしょうか?
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水道水はどこにあると思いますか?
5.8以上8.6以下という基準があります。
僕達の体液はPH7.4前後の弱アルカリ性に保たれています。その為、飲料水に適したPHが7〜8程度の弱アルカリ性のお水は身体に良いと言われています。

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人間の皮膚は弱酸性です。脂性肌の人はより酸性に近い4.5、乾燥肌の人はアルカリ性に近い6.0くらいになるそうです。
ニキビのもとになるアクネ菌などの雑菌はPH6〜8程度で最も繁殖すると言われていますので、乾燥肌の人はよりお肌のケアに注意しましょう。
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髪のPHも弱酸性の4.5〜5.5と言われています。
酸性に傾くと表面のキューティクルはぎゅっとひきしまります。逆にアルカリ性に傾くと緩んで開いてしまいます。
毎日のシャンプーは弱酸性のものを選ぶと良いです。頭皮に優しいと言われている石鹸シャンプーはアルカリ性ですので、シャンプー後には髪がきしんでしまいます。そこで、酸性のクエン酸リンスなどを使用して中和したりしています。
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酸性雨というのを聞いた事にありますか?これは空気中の二酸化炭素が雨水に溶け込む為に酸性を示します。PHは5.6以下が一般的に酸性雨と呼ばれてます。
日本ではそこまでの酸性雨は降っていないですが将来、大気汚染物質が雨水に溶け込み強酸性雨を降らす可能性はあります。
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目や鼻、喉の鼓膜への刺激や髪色の変化、アルツハイマー、ハゲの原因になってしまいます。
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PHと言うものは様々なんです。自分自身の髪や肌、身体にどう、適切な処置ができるかで違ってきますよ。

やるか?やらないか?は髪、肌、身体に聞いて見て下さい。

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