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日本人と欧米人の髪の違い

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こんにちは♪
ちょっと前にカラーをしてもらい、髪の色を暗くしました!!外国人の髪色がうらやましいなーといつも思います。赤味のないブラウン。アッシュとかマットと呼ばれる色味に憧れます☆

 

なぜ、日本人の髪がダメージを受けやすいのか、、、どうして欧米人みたいなキレイな髪色になりにくいのかを書いてみます!!
 
まず、欧米人と日本人とでは太さが違います。
アメリカ人女性は、平均約0,05mmに対し、日本人女性は、平均約0,08mmもあるんです。
 

普通に考えると細い方がカラーやパーマの薬剤が効きやすいと思うのですが、実際は効きにくくて、欧米では日本よりも強い薬剤が使われているんです。
 
ではではなぜ、薬剤の効果が出にくいのでしょうか??why-1432955_1280

それは、、、、、キューティクルの厚さの違いなのです!!
 
ちなみに、キューティクルとは、髪の表面をおおっている、魚のウロコのような形をしている部分。髪内部の栄養や水分が流れ出ないようにウロコ状に重なり合っていて、髪につやも与えているのですごく大事!!
 
実は、このキューティクルが欧米人の方が密で厚くできています。
 
キューティクルは水をはじく性質があるので、薬剤の浸透を防ぐ働きがあり、この層が厚ければ、髪もダメージを受けにくい!!
キューティクルの枚数も欧米人の方が日本人より多い。
なので、日本人はカラーやパーマなどのダメージを受けやすいんですね。
 
私みたいに外国人風の色にしたいというお客様も多いのですが、もともとの髪の色が違いすぎて、日本人の髪質からいくとなかなか大変!!
 
ヘアマニキュアは、染まる仕組みがまた違うのですが、一般的にヘアカラーと呼ばれているものは、分かりやすく言うと黒い色素を脱色しながら、同時に色味を入れていくという仕組みです。
黒の色素を徐々に抜いて薄くする事により明るく茶色になっていきます。
ざっくりいくと、黒→赤茶→茶色→オレンジ系の茶色→黄色→白と色が抜けていきます。easter-1238465_1280

10段階くらいでいくと、日本人は黒なのでゼロからのスタート、外国人は明るい茶色なので5くらいからのスタート。なので、日本人がブリーチ(脱色)2回するとすれば、外国人は1回で十分なんです!
そうなると、日本人が外国人風の髪色になるには、時間と手間がかかるのと、かなりのダメージがきます。。。
もともとの色素が薄いのと日本人みたいに黒い色素がないので、すぐ明るく、上から色をいれてもキレイな色が出るんですね☆
 
 
うらやましいー!!!!gahag-0022171097


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