ちょっと前に、お客さんとの会話で大仏さんの頭のボツボツの話しになって、気になって調べました(笑)
ボツボツの謎、気になる方、読んでみてください。
大仏さんの頭ってボツボツがたくさんついていますよね?
こぶ??何??パーマ??と思っていましたが、、、
あれは髪の毛が丸まって渦巻きになったものらしいです。
実は、仏様の髪の毛なんです!
螺髪(らほつ)と呼ばれています。「螺」という字は巻き貝を意味し、全て右巻きになっていて、知恵の象徴とされています。
どうやら大仏さんの髪型にはいろいろな秘密があるみたいですよ。
ただのくるくるパーマじゃありません!!
大仏さんの中でも、髪の毛を普通に束ねている仏像もありますよね?
頭がボツボツと、そうでない仏像の違いは・・・。
悟りを開いたかそうでないかで、ボツボツ頭は、知恵と徳の高さを表現していて、悟りを開いた位の高い仏様の特徴みたいです。
ちなみに、奈良の大仏の螺髪は右巻きで数は966個、鎌倉の大仏の螺髪は珍しく左巻きになっているそうです。
数は、656個。螺髪は、ひとつひとつ造られて、大仏の頭につけられたといわれ、奈良の大仏は、966個を付け終わるまでに3年もかかったそうです。昔の人ってやっぱりすごい!!
仏像にもいろいろな髪形があるんですよ☝
☆垂髻(すいけい)…髪を頭頂部で束ね、根本といくらかの上部の2箇所を紐で結び、さらにその上部を幾条かに分けて下に垂らしたもの。
☆五髻(ごけい)…五か所を結って髻が5つある髪形。
☆焔髪(えんぱつ)…髪が逆立ち炎のようになった髪の形。
☆総髪(そうはつ)…不動明王の髪形で全ての髪を左耳上に集める髪形。
☆辨髪(べんぱつ)…総髪の髪形の先を左胸上まで垂らす髪形。
いろいろあるんですね。
大仏さんのおでこのほくろみたいなのも、実は毛で白亳(びゃくごう)と呼ばれるもので、産毛の一種らしいです。
これも毛だったんですね。。びっくり!!
今度、どこかの大仏さんを見に行った時、なんとなく思い出してみてください。(笑)